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目からウロコの学習講座45 激動の世界はどこへ向かうか1 日中理論会談の報告

まえがき

  • この本は、2009年4月、北京で行われた日中理論会談
    今回が3回目の理論会談
    中国側から世界経済危機に絞りたい⇒21項目の質問について、日本共産党の見解を聞きたい
    5月に3日間にわたって(5月11日~13日)会談内容を報告(不破)

・2008年秋リーマンショック─1929年以来最大の恐慌
 2009年3~4月が底。
今回の日中理論会談の経緯について
 21項目の質問─不破の感銘
  1. 資本主義に対する見方の距離感が消える
       中国側は、資本主義への肯定感
       2つの党の置かれている立場の違い
    *市場経済については社会主義か資本主義かの論争はしない(小平)と、市場経済の導入がすすめられた。
    市場経済の導入により経済発展の道を開いたことは明白な事実
    この成功が、資本主義に接近したことによるのか、社会主義を目指す途上での成果なのか─現在の中国は、社会主義と資本主義の対比を正面に据えた分析が必要(不破)
     今回は、マルクス主義の立場から経済危機をどうとらえ、社会主義がどういう発展戦略を持つべきか

  2. 世界戦略的な広がりを持つ質問



第1部 マルクス主義の恐慌理論と世界経済危機(第1部5項目について)

質問1.経済危機の時代的背景をどう見るか、過去の経済危機と比べて新しい特徴はあるか
3つの特徴(P23~)
  1. 資本主義の寄生性と不朽性がどこよりもアメリカに表れている
     *レーニン帝国主義論-独占資本主義の特性としての指摘、資本主義の最後の段階
  2. 資本主義の衰退的傾向の中での危機
     発達した資本主義の支配領域は世界の1/7にすぎない
  3. 地球温暖化の進行の中で、資本主義の存在意義が問われている


質問2.世界経済危機の根源は何か(P24~)
  • 危機の性格について
      金融危機と過剰生産恐慌の結合
         金融危機の面だけ見ると、金融関係の制度的な
         血管や政策上の失敗ということで捕らえられてしまう傾向が生まれる
      資本主義体制の全般を揺るがすもの

  • アメリカ発の経済危機の進行経過

  •   1・架空の需要に支えられた好景気、カネを借りてモノを買え
      2・住宅ローンを金融商品に、世界中に広がる
       サブプライムローンの破綻は、まず金融バブルの崩壊として表れた金融危機
       しかし、その成り立ちからいって架空の需要が消滅した過剰生産恐慌

その背景には金融経済の異常な膨張
 *金融経済と実体経済
日本経済への影響─世界でももっとも深刻にあらわれる…輸出依存経済


質問3. 経済危機への対応策の評価
 → 第2部でまとめて回答


質問4. 今回の危機と経済循環の局面
景気循環
恐慌       /\                 /
不況    /      \                  /
回復   /             \    /
上昇/                 \/
マルクス時代は、経済に国家は介入しない→循環通りに
現代は経済への国家介入は当たり前で、循環の規則通りには進まなくなっている


質問5. マルクスの恐慌理論は有効か
資本論から100数十年、資本主義も変化しているが・・
今日の経済危機はマルクスの理論を超える事態ではないし、マルクスの理論を抜きにしては分析できない
  • マルクス恐慌論の3つの柱
    1・恐慌の可能性
     資本主義経済そのものに恐慌の可能性が存在している
     貨幣の誕生   *リカード派「資本主義がちゃんと動いたら恐慌は起きない」
    2・恐慌の根拠─原因
     利潤の追求を運動原理とする資本主義は
      一方で大衆の貧困(低賃金)─消費能力の縮小
      他方では消費限界を超えた生産
     過剰生産を不可避とする
    3・恐慌の運動論(周期的にやってくる理由の解明)
     一般的な自己幻惑、過度投機、架空信用がなぜ周期的に起きるか

  • 架空の需要に基づく再生産過程の暴走
    市場経済の調節作用
    恐慌─調節作用が機能しない

    資本主義が架空の需要を作り出す仕組みを持っている
    商人資本の介在─再生産過程
    現実の需要ではなく架空の需要に基づいて走りだす
    ┌───┐ ―→ ┌────┐ ─→ ┌───┐
    │生産者│    │商人資本│    │消費者│
    └───┘ ←― └────┘    └───┘

  • 今回の経済危機と架空の需要の現代版
      金融資本が架空の需要を作り出す

  • 信用制度の─側面 賭博・詐欺・ペテンの体制
     マルクス信要論─信用制度の歴史的役割の2つの角度から
    1・信用制度の形態は社会主義社会への移行のてこになる
     生産手段の社会的規模での記帳、配分の形態が、その形態だけだが・・
       *銀行制度そのものが変革者となるという
        サンシモン主義との違いを明確にする必要
    2・資本主義を腐らせる賭博・詐欺・ペテンの体制を生み出す
     他人の金を借りて事業をする信用制度が、資本の所有者と
     その資本を使って現実に事業を営む機能資本化を分離してしまう

    何もしないで剰余価値の一部を手にでき、
    失敗しても「人の金」だから痛みが少ない
    →博打と詐欺、ペテンが横行する

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