激動の世界はどこへ向かうか3 日中理論会談の報告

第2部 世界資本主義への経済危機の影響
「現代資本主義をどう見るか」がテーマ

5.資本主義の生命力をどう見るか(p86)
世界経済危機を、資本主義の生命力という問題意識を持つ議論
  • 経済的には、資本主義の制度に内在する矛盾が最も深刻な段階に
  • 経済体制の破たんが資本主義の終焉を意味するものとはならない。
  • 資本主義国内部での革命が成功しなければ資本主義は終わらない。それぞれの国における革命の条件の成長と発展の移管にかかわる問題

6.現在の危機対策をどう評価するか(p88)
経済危機への対策についても、金融危機と過剰生産恐慌を区別することが重要
国際的な対策では、金融危機対策に重点
 しかも、金融機関の救済が主対症療法にすぎず
 金融秩序の是正が求められる‐どういうルールが必要かについての検討はまだ。
過剰生産恐慌‐大恐慌時のニューディールの評価
 国家の経済への介入は資本主義国では限度がある
 最も効果的な政策が、人民の生活の安定・向上に係る諸制度

7.資本主義の「発展モデルの検討」(p91)
それぞれの国の資本主義のあり方を、「発展モデル」という表現で固定化するのは適切ではない
①アメリカ‐「新自由主義」が生まれた背景
*「新自由主義」の政策体系(p73)として
  1. 社会的規制の否定
  2. 金融経済で利潤拡大
  3. 世界への押し付け

・産業的基盤が弱い国になってしまった
・社会的ルールが弱い  骨抜きに
・ブレトンウッズ協定をテコに経済的覇権主義
 *ブレトンウッズ体制

②ヨーロッパ-「社会的市場経済の発展モデル」の歴史的背景(p93)
4つの節目
  • 1848~1850…イギリスで「10時間労働法」→「1848年の革命」
  • 1917年10月革命…ドイツ革命(ワイマール憲法)・ベルサイユ講和条約(ILO創立)
  • 1930年代の人民戦線運動-反ファシズム統一戦線(コミンテルン7大会)
    フランス・スペインで人民戦線政府樹立
    マティニヨン協定‐有給休暇
  • 国際連合の成立


③日本‐「ルールなき資本主義」‐歴史的事情(p102)
  • 戦前の抑圧体制
  • 戦後‐8時間労働制導入
    労働組合運動、占領軍の圧力でつぶされ「身に付かず」

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